Time Machineのバックアップやスナップショットを削除する方法
Apple純正のバックアップ機能であるTime Machineは、多くのMacユーザーにとって欠かせないツールであり、重要な個人データをバックアップする方法としては、最も簡単な選択肢の1つです。 Time Machineを有効化すると、接続された外付けハードドライブやストレージデバイスに、1時間ごと、1日ごと、1週間ごとにファイルが自動的にバックアップされ、ローカルスナップショットも保存されます。
この問題は、バックアップとローカルスナップショットのどちらもMacBookの貴重なストレージ容量を消費することです。そこで、これらを縮小する方法を知っておくと、空き容量を取り戻すことができ、Macのパフォーマンス改善にも役立ちます。 この記事では、その方法を紹介していきます。
Time Machineのバックアップとスナップショットの違い
Time Machineのバックアップとスナップショットには、どのような違いがあるのでしょうか? 今から説明していきます。
バックアップとスナップショットの主な違いは、バックアップは接続した外付けハードドライブに保存されるのに対し、ローカルスナップショットはMac本体に保存される点です。
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Time Machineのバックアップには、基本的にmacOSのインストールに含まれないすべてのファイルやフォルダが保存されます。例えば、ミュージック、アプリケーション、書類、写真などです。
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Time Machineのローカルスナップショットは、特定の時点におけるmacOSの状態を記録したものです。これは復元をサポートし、データ破損やハードウェア障害から個人データを保護するのに役立ちます。
これらは削除すべきですか?
結論としては、空き容量が不足している場合は削除しても問題ありません。 また、Macを売却したり譲渡する予定があれば、プライバシーを守るために、Mac本体に保存されているバックアップやスナップショットを削除しておくべきです。
ただし、最新のバックアップは必ず安全な場所に保管しておきましょう。 古いバックアップについては、安全に削除できます。 通常であれば、macOSによってスナップショットは自動的に削除されますが、ソフトウェアの不具合によって削除されない場合もあります。
Time Machineの使用方法 (まだ使っていない場合)
定期的に個人データをバックアップしていないのであれば、今すぐ使い始めるべきです。 データ損失は、誰も経験したくない問題です。 また、Time Machineの設定はとても簡単なので、まだ設定していない方のために、手順を説明していきます。
- 使用する外付けストレージデバイスを接続します。
- Appleメニューから「システム設定」>「一般」>「Time Machine」に進みます。
- 「バックアップディスクを追加」ボタンをクリックし、一覧から使用するストレージデバイスを選択します。
- 「ディスクを設定」をクリックし、画面の指示に沿って進みます。
Time Machineの設定方法を理解したところで、次は不要になった古いバックアップを削除し、空き容量を取り戻す方法に進みます。 それではいきましょう。
ヒント: Time Machineの設定に関連して、Time Machineのバックアップを新しいディスクに移行する方法や、Time Machineによってバックアップされる内容 についても確認しておきましょう。
MacでTime Machineのバックアップを削除する方法
Time Machineには、空き容量が不足し始めると古いバックアップを自動的に削除する便利な標準機能がありますが、それでも手動で削除したいようなケースがあります:
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外付けデバイスに、バックアップ以外のファイルを保存するための空き容量を作りたい場合。
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外付けドライブの空き容量が不足していて、バックアップが完了できないとTime Machineに表示された場合。
このような状況に心当たりがあれば、3つの対処法があるので順番に見ていきましょう。
1. Time Machineを使う
Time Machineのアプリ自体から、古いバックアップを削除できます。こちらがその手順です:
- 外付けストレージデバイスを接続した状態で、LaunchpadからTime Machineのアプリを開きます。
- 削除したいバックアップを見つけて選択します。
- 歯車アイコンをクリックし、「バックアップを削除」を選択します。
- 削除を完了するには、パスワードの確認が必要です。
この方法は比較的簡単ですが、別の方法もあるので、それもご覧ください。
2. Finderを使う
- 外付けストレージデバイスを接続した状態でFinderを開き、サイドバーから外付けドライブを探します。
- 外付けドライブを開き、「Backups.backupdb」を探します。
- その中に、ご利用のデバイスと同じ名前のフォルダがあります。
- バックアップは個別に表示され、作成日が名前として使われています。
- 削除したいバックアップを右クリックし、「ゴミ箱に入れる」を選択します。外付けドライブを安全に取り出す前に、必ずゴミ箱を空にしましょう。
FinderでTime Machineのバックアップを削除するリスク
通常は問題なく削除できますが、FinderからTime Machineバックアップを削除する場合、いくつかのリスクがあります:
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バックアップの破損や復元の失敗:バックアップ内のファイルを削除すると、バックアップ全体が破損し、将来の復元が難しくなったり、不可能になることがあります。
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データ損失:最新のバックアップを削除してしまった場合や、バックアップが破損した際に起こる可能性があります。
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ゴミ箱に関する問題:バックアップをゴミ箱に入れた後、ゴミ箱を空にできず、Macがそのバックアップ分の容量を使用していると認識することがあります。
これらは珍しいケースですが、発生しないとは言い切れません。 そのため、一般的にはTime Machineアプリからバックアップを削除する方が安全だとされています。
3. ターミナルを使う
「ターミナル」を使い慣れている方であれば、そこからTime Machineのバックアップを削除する方法もあります。 こちらがその手順です:
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Finderを開き、「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」に移動します。
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次のコマンドを入力します:
tmutil listbackups -
バックアップは日付ごとに表示されます。 削除したいバックアップを見つけたら、そのディレクトリパスを控え、次のコマンドの後にそのパスを入力します:
sudo tmutil delete -
「Return」キーを押して削除します。
Time Machineの自動バックアップは無効にできるの?
バックアップを手動で整理したり削除するのに多くの時間を掛けているようであれば、Time Machineの自動バックアップを無効にするのも1つの方法です。これにより、バックアップ頻度を自分で管理でき、外付けデバイスの容量を節約できます。 以下の通り、とてもシンプルな手順です:
- Appleメニューから「システム設定」>「一般」>「Time Machine」に移動します。
- 外付けハードドライブを接続し、認識されるまで待ちます。
- 「オプション」をクリックし、「バックアップの頻度」から「手動」を選択します。
自動バックアップを無効にする場合でも、これは管理すべきタスクです。 バックアップは重要なので、カレンダーにリマインダーを追加して、定期的に確認すると良いでしょう。
これで外付けストレージデバイスの空き容量を確保できたはずです。次は、ローカルスナップショットを整理し、Mac本体の空き容量の解放に進みます。
Time Machineのスナップショットを削除する方法
バックアップと同じように、Time Machineのスナップショットも通常は自動で削除されるはずですが、そうならないケースもあります。 ユーザーが自分のデバイスに何が保存されていて、いつ削除されるのかを手動で管理したいと考えるのはごく自然なことです。そこで、スナップショットを削除するのに役立つ検証済みの方法を紹介します。
1. スナップショットを縮小
スナップショットを整理して容量を節約する最も簡単な方法は、CleanMyMacの「パフォーマンス」機能を使うことです。 この機能には、「Time Machineのスナップショットを縮小」という専用のツールがあります。 その名のとおり、これはスナップショットを縮小してくれます。 もう古いスナップショットを探し回る必要はありません。削除すべき適切なデータをこのツールが慎重に選別し、面倒な作業を代わりに行ってくれます。
スナップショットを簡単に削除する手順はこちらです:
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サイドバーから「パフォーマンス」機能を選択してスキャンを実行します。
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「全てのタスクを表示」をクリックし、一覧から「Time Machineのスナップショットを縮小」を選択します。
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「実行」をクリックします。
スキャン後の画面に「Time Machineのスナップショットを縮小」というオプションが表示される場合もあります。 その場合は、そのまま「実行」をクリックできます。
ヒント: 「システム設定」>「一般」>「Time Machine」>「オプション」で、バックアップに使用している外付けドライブの「バックアップの頻度」を「自動」ではなく「手動」に設定すると、すべてのスナップショットが削除され、新しいスナップショットも作成されなくなります。
2. ターミナルでTime Machineのスナップショットを削除する方法
ターミナルでTime Machineのスナップショットを探して削除するには、次の手順を行います。
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Launchpadからターミナルを開き、次のコマンドを入力します:
tmutil listlocalsnapshots / -
スナップショットには、次のような名前が付いています:com.apple.TimeMachine.2023-02-25-180515
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削除したいスナップショットを見つけ、その名前を控えます。
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次のようなコマンド例の後に日付部分を入力します:
tmutil deletelocalsnapshots 2023-02-25-180515
不要になったスナップショットごとにこのプロセスを繰り返す必要があるので、この方法は有効ではあるものの、上記で説明した手段ほど簡単で効率的なものではありません。
Time Machineがバックアップを自動削除しない理由
バックアップディスクが一杯になると、Time Machineは古いバックアップやスナップショットを自動的に削除します。 ただし、削除されないこともあります。 これは、新しいバックアップやスナップショットを作成するための空き容量が不足している場合に起こります。 この仕組みはシンプルで、Time Machineはファイルの復元を可能にするように設計されているため、新しいバックアップを作成するための空き容量がない場合、バックアップシステムの整合性を維持する唯一の方法として、古いバックアップが優先されます。
場合によっては、バックアップに使用している外付けドライブに問題があり、Time Machineが古いバックアップを削除できないことが原因の可能性もあります。 その解決策は、次のセクションをご覧ください。
Time Machineがバックアップやスナップショットを削除できない場合の対処法
外付けドライブの不具合を修正するには、Macに標準搭載されている「ディスクユーティリティ」を使用することで、ソフトウェアの問題を修復したり、ディスクを消去することができます。 こちらがその手順です:
- 「アプリケーション」>「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を開きます。
- 外付けドライブを接続し、それが「ディスクユーティリティ」のサイドバーに表示されたら選択します。
- 「First Aid」>「実行」をクリックします。
そして、バックアップを削除できるか確認します。 それができない場合の最終手段は、外付けドライブを消去することです。 ただし注意すべき点として、これを行うとすべてのバックアップが失われるので、再フォーマット後に最初に行うべきことは、新しいバックアップを作成することです。 今後必要になる可能性があれば、古いバックアップを別の外付けドライブやクラウドストレージにコピーしておくこともできます。
外付けドライブを再フォーマットする手順は以下のとおりです:
- 外付けドライブをMacに接続し、「ディスクユーティリティ」を開きます。
- サイドバーから外付けドライブを選択し、ツールバーの「消去」をクリックします。
- 表示されるウインドウに新しい名前を入力し、フォーマットとして「APFS」を選択し、方式に「GUIDパーティションマップ」を設定します。
- 「消去」をクリックし、「消去プロセスが完了しました」というメッセージが表示されるまで待ちます。
- 「完了」をクリックします。
- 次に、「システム設定」>「一般」>「Time Machine」に移動し、「設定」をクリックして再フォーマットしたディスクを追加し、Macをバックアップします。
以上で、Macで古いバックアップを削除する方法がすべてお分かりいただけたはずです。
これらのスマートでシンプルなヒントは、Macや外付けハードドライブの貴重なストレージ容量を節約するのに役立ちます。